留学前のIELTS学習記事
難易度を知って、自分に合った目標スコアを設定しよう
スコア6.5が一つの目安!
スコア6.5といえば、TOEIC換算で800点を超えるようなスコアですから、なかなかハードルが高いかもしれませんね。ところが、既に受験された方は分かるように、海外の大学への進学に必要となる水準が大体このくらいですから、大学進学を予定している方はこのスコアをスタート地点にして留学後さらにレベルアップできるように頑張っていただきたいですし、短期留学や語学学校への留学を予定している方は少なくとも留学後にこのスコアまでは持っていけるようにしていきたいものです。
パート別のスコア目標も決めておこう
IELTSには、テスト全体のスコアを表すオーバーオール・バンドスコアと、パート別のスコアを表すバンドスコアがあります。TOEICとは違ってリーディング・リスニング・ライティング・スピーキング全てのスキルがテストされるため、自分の得手不得手に合わせてより詳細なスコア目標を設けておくと、よりバランスよく英語スキルを高めていくことが出来るでしょう。ちなみに、日本人が最も苦手とするのがスピーキングパートです。留学前後の伸びを特に注目してみていただきたいパートですね!
留学前のIELTS学習のポイント!
不安なものから先にやる!スピーキングテスト対策をしよう
スピーキング・リスニングは時間がかかる!
英会話のスキルとして重要なスピーキングとリスニングは表裏一体のスキルですが、とにかく習得に時間がかかります。単語や文法は直前の詰め込み学習が効果を発揮することもありますが、スピーキングとリスニングはそういうわけにはいかないんですね。
手っ取り早いのは英会話にチャレンジすること!
分かり切ったことかもしれませんが、スピーキングテスト本番に備えるのに最も効果的なのは、実際にネイティブスピーカーと会話してみることです。今はお手頃な価格で自宅に居ながらネイティブ講師との会話が楽しめるオンライン英会話もありますので、勇気を出してチャレンジしてみましょう!日本人向けの英会話講師は、日本人のシャイな性格にも慣れていますから、沈黙にならないよう気を遣ってくれますよ♪
最低でも3回分の問題を徹底的に!
リーディング、ライティングはとにかく問題演習が中心になってきますが、目安として最低でも模擬試験3回分の問題を徹底的につぶしこんでいきましょう!
まとまった時間が取れれば3回ともまずは時間を計って通しで解いてみていただきたいです。問題ごとの時間配分の感覚をここでしっかりとつかんでいきます。
あとはひたすら間違えた問題について「なぜ間違えてしまったのか」をしっかり考えて、間違い直しと解き直しを行っていきます。自分の間違えるパターンの問題が決まっているようであれば、試験直前まで見直すことが出来るようノートに解き方をまとめておくのもいいですね。
留学の成果をIELTSスコアで残そう!
留学前にIELTSにチャレンジすることは、英語について自分の苦手箇所に気づき、留学中何に気を付けて学習を進めればいいかを知る上でとても有意義なことです。
「留学後にスコアが伸びる方がいいから、留学前は勉強しなくていいや」などと考えることなく、日本語の参考書が手に入りやすい留学前の段階で、早速学習に取り掛かりましょう!
TOEICと違い、英語の四技能を試すIELTSは、難しい分だけ高スコアを獲得した時の達成感とステータスは大きいです。留学準備で忙しい中だとは思いますが、決して手を抜くことなくチャレンジしてみてくださいね!